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2015/09/23

穂高岳縦走3日目

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こんな朝に出発する人いるんだ。。。午前4時30分。
東の空がうっすらと白み始める。がさごそとザックに何かをしまったり出したりする音が聞こえる。
外に出た瞬間、ここは宇宙だと思った。たぶん僕は宇宙にいるんじゃないか。

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広がる雲海。雲の海とは誰が言ったんだろうね。

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朝5時36分。日の出。

まさかそこから上がるとは思わなかったんだけど、見ていた感想。
申し訳ないんだけど
文章で書けませんし人に伝えられません。屈折をはっきり見た。

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朝飯は「朴葉味噌」白いメシに合う。

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この後も一眼レフは怖いのでザックにしまいっぱなしだったんですが、ペリアのスマホカメラが活躍。
槍がすごくよく見えた!
奥穂高岳に登頂。昨日ほどの辛さはないかな。

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危険個所かつ奇峰ジャンダルム
みんなすげーなー。


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奥穂高から前穂高に向かう道はとにかく長く右側が切れ落ちている吊尾根。説明するのは実は簡単で、上高地から見えるだいたい左から右側を歩く感じです。

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紀美子平からザックをおろし、デポして前穂高へ登頂。梅ちゃんは約うん十年にして初めて全穂高登頂成功したそうです。(今まではスルーしていたそう)それはそれでめでたいっす!

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自分が今まで来たルートが一望できます。こうやって見ると人間の足ってすげーな!!
北穂、涸沢、奥穂、吊尾根が見えます(奥に槍)

梅ちゃんが言ってた。「山ってのは人によって解釈が違うから、結果です。結局は。」

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帰り。重太郎新道。左側に上高地の河童橋が見える。この重太郎新道ってヤツが。。。とにかく長い。長くてヒザが完全にぶっ壊れそうになったと思うとハシゴ、鎖、スラブ状のツルツルの鏡のような岩の上をホールドしながら下降。。。正直地獄だった。なんだこの全身登山。
父親の言葉を思い出した。
「人間ってのは危ないと思って事前に行動しているときは絶対に死なない。むしろ油断して疲れた時に事故や判断ミスが生まれるんだ」と。

草地を踏み抜いて死ぬかと思った。

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そんなこんなで岳沢に到着。ランチとかは岳沢小屋にはないので、ザックの中にあったラーメン食う。

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その後下山。また岳沢からが長いんだ。

上高地到着。上高地からはタクシーで沢渡まで。

沢渡からは塩尻のサウナ(健康ランド)に行って一泊しました。

いや、とにかく凄まじい経験だった。

今回の登山の感想


1.自分は自然に生かされているんだなと思った。

2.自分なりに基準ができた。今後自分に関わりがある登山する人には教えます。
ちなみに・・はっきり言います。
「自分は今後このグレードの山には登りません。」
怖いからとかそういうんじゃなくて、生死のアドレナリンを出して麻痺していく自分が怖いんです。

3.死ぬ気になれば人間なんでも出来るんだなと思った。(前述)


これで、「自分登山やってます」って言えるかな。


本当に貴重な経験だったし、自然というものの大きさを感じさせていただきました。いや、僕は戦闘中の梅ちゃんのとにかく緊張した顔が忘れられません。本当にありがとうございました。

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穂高岳縦走2日目

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翌朝、僕は板張りに寝ていて体が痛くなったんですが、4時間くらいは寝れました。(ていうか3時頃起きた)
布団に寝てた人は「暑い」ということで土間のある部屋のベンチで寝たりとまあ睡眠の環境から言ったらもう厳しい環境でしたよ。オイルサーディンより酷い。眠い目をこすりながら朝食。

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涸沢名物モルゲンローテを求めて外へ。最初のうちはだんだんと、雲がまるで炎のように赤くなっていい感じだったんですが、そのあと雲が厚くなってしまい、日の出に照らされた山って感じでした。(もっともそれも黄金色に輝いて大変美しかった)

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南陵から北穂高岳を目指します。途中1か所、鎖&ボルダリングで登るところがあり、これから待ち受ける困難な道の片鱗を覗かせました。

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10時半頃、北穂高岳に到着。けっこう長かった。槍ヶ岳は雲にかくれて見えず。梅ちゃんが「北穂から見る槍が最高なのにー!」と残念がっておりました。
南陵は急登な登りでしたが。でもまだガレと草地が多いのでなんとか。


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大キレット。人が豆のようだ。てかなんてとこに人が張り付いてるんだ。と思ったんですが、このあとすぐにこれと同じ体験をすることになる。

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北穂高小屋でカレー。山小屋のカレーです。美味しかった!

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さて、これから奥穂高岳に向かいます。
北穂高岳南峰をすぎてすぐ、真下が700メートルくらいある断崖絶壁にへばりつきながら横に進んでいく体験をします。ミッションインポッシブル状態。
しかもホールドする場所がわからない!手を離すか足を滑らすかしたら死ぬ。足のホールドはペットボトルを横にしたくらいの出っ張りしかない。ホールドをやり直して!という梅ちゃんの声がガスで覆われた岩場に響き渡る。
なんとかここを超えるが、その後もまったく気が抜けない。


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左側はこんな感じ。手を滑らせたら涸沢のカールの底にまっさかさまだ。

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しかしこんなところばっかり歩いていると段々感覚が麻痺してくる。「俺落ちないわ」と思うようになってくる。何かが脳内で出ている。

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足場がしっかりしたところが、最低コルという所。これからいきなり目の前に塔のような岩峰が立ちはだかる。涸沢岳だ。

写真はないのですが、このあとほぼ90度の壁を左側にボルダリングしながら、足元が10センチくらいしかないところを下りの人とすれ違うというとんでもない恐怖体験をすることになる。
とんでもなく怖かった。壁に張り付いている人に覆いかぶさるように3点支持。
つまりボルダリングジムのあれを横に二人ですれ違えますか?てな感じ。
正直無理だと思いましたが、人間死ぬと思えば何でもできるんだなと。
怖かったけど、超えることができました。

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めちゃくちゃキツかった涸沢岳登頂。顔が笑ってない。

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その後穂高岳山荘に到着。涸沢よりは人が少ない。
本当にお疲れ様でした。かなり寒いので、焼酎お湯割りとか、ワインを湯せんして飲みました。

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2人に1つの布団で行けるみたい。昨日よりはマシか。

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笠が岳に日が落ちる。

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夕食後、薪ストーブにあたったり、本を読んだりしながら過ごしましたが、すぐに眠くなり、速攻で寝ました。

また夜3時ごろ目が覚めたんですが、外に出たらものすごい星。天の川までしっかりと見えました。流れ星も人口衛星も全て。谷間だから街の灯りが全く届かないんですね。

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穂高岳縦走1日目

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シルバーウイークを使って穂高岳縦走してきました。
無事帰ってきて今ここでBlogを書いているわけですが、まず何を言いたいかというと、今回穂高岳縦走をナビゲートしていただいたいつもの立ち飲み屋ukmの大将、うめちゃんに、とにかく感謝します。元小屋番としての豊富な経験とルート、ホールド位置、チームとしての体力の把握と休息タイミングの取り方・・・Etc的確な指示がなかったら今回は行けなかったと思っています。とにかくハードないわゆる「ガチ登山」でした。

「今生きているという実感はどうかね?」と帰りの重太郎新道あたりで、奥穂高のあたりから声が聞こえたような気がしました。自分の命は自分の力で維持していることを本気で考えさせられました。


9月19日、ukmを梅ちゃん号でスタート(22:30頃)

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翌朝4時頃、沢渡駐車場着。そこからタクシーで上高地ビジターセンターへ向かう。
いわゆる上高地です。これから眼前に広がる穂高岳に向かいます。

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横尾までずっと平坦な道を、上高地観光客と一緒になりながら歩いていきます。前上高地来たのは今から20年以上前だな。すげー混んでいる印象しかなかった。明神岳を左に見ながら梓川沿いに歩いていきます。


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横尾に着いたらものすごい人の数。トイレにすら20分以上並ぶという(男便所です)

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左側に日本屈指のクライミング一枚岩、屏風岩が見えます。

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上の写真に人がいます。みつけられるかな?

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正解部分をアップしてみました。どれだけ岩に対して人間が小さいかがわかると思います。

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ひたすらガレた草地を登って行くうちに、涸沢が見えてきました。涸沢が見えてからがめちゃくちゃ長かった。

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14時頃涸沢に到着。万年雪が広がります。ていうか何このテントの数。

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涸沢小屋に行きます。涸沢小屋に行くと入口の玄関に「予約のない方は1つの布団に3人となります」と。
嘘だろーと思いましたがホントだった。(後述)

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到着後ビーーーーール
マムートです。

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ogrさんのザックからいろんなおつまみが。ウインナー炒めてドヤって感じです。

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外で飲んだくれている間に人が来るわ来るわ。

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嘘かと思ったら布団1枚に3人って感じです。もちろん男女混合。てかヘルメットで場所取るのはどうかと。。

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晩御飯はまさかのステーキでした。疲れた体に肉。なんと合理的なブタミンパワー。

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正直、人が入りきれないのでモンベル枕広げてダウン着て床で寝ました。梅ちゃんも板張りで寝てた(てかカッパ一枚で大丈夫なの?)

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夜、星をみようと思ったらテントが夜景になっていました。星は、月明かりがあって平地とあんま変わらなかった。

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2015/09/06

グリコピアイーストへ行ってきました

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グリコピアイーストに行ってきました。
いわゆる工場見学です。8月末にさくっと予約できました。

普通に予約しようと思ったら4か月先まで予約が埋まっていてなかなか取れないと話題のこの、グリコの工場見学ですが、工場見学の予約には極意があります。
これはもともと、自分と付き合いのあるレンズメーカーの課長さんに教えていただいた手法なのですが、
知りたい人は個別に僕に聞いてください。コツは「キャンセルポリシーやら予約方法をよく読むこと」です。
JALでもANAでも工場見学なら比較的簡単に取れますよ。

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最初入館すると映像を見ます。グリコの歴史とか名前の由来とか、ビスコ誕生のなんちゃらとか。実はこれが結構大事で、あとで参加するクイズに影響します。

そのあと、工場のラインを見学。(撮影禁止)

やっぱね、男は工場ラインを見ると萌えます。オートメーションの極致。プリッツは1本の生地に線をつけて●●メートルあるオーブンでじっくり焼かれます。で、出口に行くにしたがって温度が落ちる仕様になっており、自動的に切れるようにあらかじめ線が引かれているとか、焼き色は片側にしかついていないとかもうね。楽しくてしょうがないのですよ。

でも最後は人間の目で製品ができているか、味にへんなところがないかをチェックしていました。すべてを機械まかせにせず品質の保持には人間の目と味、感覚ってとこがもうね。

個人的にはラインを見ただけで満足でした。

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展示コーナーにはいわゆる「おまけ」が。戦前のおまけはやっぱり「戦艦」だったり。おまけを見るだけでも歴史というか、その時代背景を感じます。

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そのあと、早押しクイズルームへ。正答率だけでなくて早押しスピードも要求されます。工場見学で学んだことがテスト問題になっており、たとえば「プリッツのオーブン出口の温度は何度?」とかポッ●ーの柄の部分の長さは何センチ?とか結構難しい。しかもランダム抽出テストという。。。1問ミス。早押しには自信あったのに。
1位の人にはトマトプリッツ(北本工場製)がプレゼントされていました。

クイズのあとは有料(500円)ですが、オリジナルポッキーを作れるコーナーへ。
チョコペンで字を書いたりできますよ。ちなみに小学生以上でないとダメです(はさみを使うため)

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全員にプリッツがおみやげとしてもらえます。

グリコピアイーストはポッキーコーナー以外はすべて無料です。無料で楽しめるイベントとして、お土産ももらえますし、かなりお得です。これを機にほかの工場見学も色々行ってみたいですね。


てかやっぱオレ工場ライン見ると萌えるわー。好きなんですよたぶん。ダム見て興奮するのと一緒でたぶん生まれつきの性質なんだろうな。

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