登山した後、百里基地(ファントムおじさん編)
今回なんで前泊までして百里基地航空祭?という疑問をもたれるかと思いますが
1961年からずっと日本の防空をしてきたF-4EJファントムがこの百里基地で今年引退となる為です。
百里基地航空祭には昔から行きたいなーなんて思っていましたが、正直、F-4のいない百里基地なんて
クリープのないコーヒーのようなもんです(古い)
東京方面からの始発で、石岡駅に到着するのは最短で7:15頃。
水戸からなら、6:05に石岡につける。
一瞬大洗鹿島線のホームが見えました。うっ、ガルパ・・いやなんでもないです。
百里基地に入るルートは3ルートしかなくて、大洗からのシャトルバスか、大竹海岸(旧大洋村)からのシャトルバス、
そして石岡駅からのシャトルバスしか無いのです。
石岡駅に始発でついたらうおおおおなんじゃこりゃぁ!!
なんとその待機列、5000人はいるんじゃないか?びっくりしたのは日本人だけじゃなくて、中国人、アメリカ?人など海外勢が多いことである。
F-4の現役運用国は確か、日本がなくなると韓国とイランだけになるんじゃなかったっけ?そりゃ好きな人は見にくるよなぁ。
始発で到着してバスに乗れたのは7:30頃。始発でも1時間半待ち。自分が乗ったのは71号車だったので、まあ少なくとも71台はバスが走っているってことだな。
百里基地に入れたのは8:30頃でした。スペシャルマーキングのF-4がお迎えです。
いきなり爆音。すでに離陸していたF-4がお出迎えです。
迷彩のF-4は、いわゆるRF-4という偵察型のF-4です。よく見るとわかるんですが、機首にカメラがついています。
F-4の編隊飛行が見られるのはここ百里基地だけです。筑波山とドラグシュート開くF-4.実に百里基地らしい風景だ。
百里基地はいわゆる茨城空港ですので、民間機の離着陸が合間にあります。民間機にも気を使わないといけないので、演目の進行はかなり大変そうでした。スカイマークはウイングレットに小さいハートマークがあるんですが、個人的にはそれが好きです。
ゲストのF-15です。入間と違ってF-15が演目やる時間が長い!というのも通常で戦闘機が飛び回っている基地だから、騒音でどうのこうのとかはほとんど無いからなんだろうなぁ。
ゲストのブルーインパルスです。入間んときもそうだったんだけど、晴れなかったなぁ。。。
百里に来る人達は玄人が多くて、ブルー目当ての人がそれほど多くない。
なんか撮影に命かけてる連中が多かった印象があります。ザ・殺伐基地祭。
自分の斜め前の人とかも、女子供容赦なくファインダーに映り込むと文句言うおっさんでした。
午後になると模擬爆撃の演目。これまたスペシャルマーキングのF-4です。ちなみに百里ファントムの尾翼にはカエルの絵があるんですが、これは筑波山名物の、ガマの油です。「安全にカエル」という意味もあるそうですよ。
模擬爆撃の演目の時間になると空が晴れてきました。まさにファントム最後の雄姿にふさわしい。機体の背中にヴェイパー(高速で衝撃波が加わったときに発生する水蒸気)が見えますね。
来年からは百里301飛行隊はF-35への改編と三沢への移動が決定されています。
しかし右を見ても左を見ても上を見てもファントムだらけで最高に満足しました(褒めてる)
最後にRF-4の飛行展示があったんですが、これを見ていると大渋滞に巻き込まれそうだったので、バス列に並びながらこちらは見ました。
帰りの石岡駅の掲示板。駅も盛り上げてくれているのがよくわかります。めったに特急が止まらない駅なので、駅員もDJ駅員化していてかなりはりきっていました。
ということで2日間の登山→基地祭の謎?の行程でしたが、久々に充実した一人旅を満喫した感。
酒もよく飲んだけどw
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